ロマンス詐欺は、オンライン上で恋愛感情を装って信頼を築き、最終的には金銭を詐取する手口です。
この詐欺は被害者の心理的な弱みを突くため、金銭的損失だけでなく精神的なダメージも大きく、発覚後にはさらなる危険が待っています。
特に「被害者を装う偽アカウント」や「弁護士を名乗る詐欺師」による二次被害に注意が必要です。
ここでは、ロマンス詐欺の発覚後に被害者が陥りやすい二次被害の具体例と、対策方法について解説します。
ロマンス詐欺の典型的な手口
まず、ロマンス詐欺の基本的な手口を確認しましょう。
1.恋愛感情を利用して信頼を得る
詐欺師はオンラインの出会い系アプリ、SNS、国際的なメッセージングサービスを通じて被害者に接触します。
親密な関係を築き、恋愛や結婚の約束をちらつかせ、被害者が感情的に依存するまで長期間かけて信頼を得ます。
2. 金銭の要求
感情的な依存が強まった段階で、詐欺師は「緊急の医療費」「ビジネスがうまくいかない」「事故やトラブルに巻き込まれた」などの理由でお金を要求します。
被害者は恋愛感情に流され、疑いを持たずにお金を送ることが多いです。
3. 詐欺が発覚
詐欺が発覚するのは、詐欺師との連絡が途絶えたり、相手の正体が嘘だったと気づいた時です。
この段階で被害者は、金銭的な損失と感情的な裏切りにショックを受けます。
発覚後の二次被害に注意
ロマンス詐欺が発覚した後、被害者はさらなる詐欺や不正行為に巻き込まれる「二次被害」に遭うリスクがあります。ここでは、その典型的な手口を紹介します。
1. 被害者を装う偽アカウントによる勧誘
詐欺が発覚した後、別の人物(実際には同じ詐欺グループ)が「私も同じ詐欺に遭いました」と言って被害者に接触するケースがあります。
この偽被害者は、共感や連帯感を演出し、被害者を再び騙そうとします。
この手口では、以下のようなシナリオがよく使われます。
- 共同で詐欺師を訴える提案: 同じ詐欺に遭ったとされる偽被害者が、「一緒に詐欺師を訴えましょう」と言い、弁護士費用や調査費用としてお金を集めます。
- 返金をサポートするふりをする: 偽被害者が「私が返金を受けた方法を教えます」と持ちかけ、返金を名目に手数料や追加の金銭を要求します。
2. 弁護士を名乗る人物からのアプローチ
詐欺が発覚した後、弁護士を名乗る人物が被害者に接触してくることがあります。
「詐欺師を訴えられる」「返金を確実に受け取れる」などの甘い言葉で被害者を安心させ、法的手続きを進めるために手数料や訴訟費用を要求します。
しかし、実際にはこれも詐欺の一環であり、お金を騙し取られるだけです。
このような弁護士を名乗る詐欺師は、以下の特徴があります。
- 弁護士資格の確認ができない。
- 高額な手数料や先払いの費用を要求する。
- 急ぎの対応を求め、冷静な判断を妨げる。
- インターネットやSNSでの接触を行うが、事務所の所在地や連絡先が不明瞭。
3. リカバリーフィー詐欺(返金手続き詐欺)
「失ったお金を取り戻すために手続きをサポートする」として、返金を代行する業者や個人が現れます。
これらは「リカバリーフィー詐欺」として知られており、最初に少額の費用を請求し、その後も何度も追加費用を要求してきます。
最終的には、実際には何も返金されず、さらなる被害に遭います。
二次被害を防ぐための対策
ロマンス詐欺に遭った後、二次被害を防ぐための具体的な対策を以下にまとめます。
1. 弁護士資格の確認
弁護士を名乗る人物からの接触があった場合、必ず日本弁護士連合会の公式サイトで弁護士の資格を確認します。信頼できる弁護士に相談したい場合は、弁護士会に直接問い合わせて紹介を受けることも有効です。
2. 返金保証や高額な手数料には警戒
「簡単に返金できます」「すぐにお金を取り戻せます」といった話に飛びつかないようにしましょう。
特に高額な先払いの手数料や、追加費用を要求される場合は、詐欺の可能性が非常に高いです。
正式な手続きであれば、事前に明確な契約や見積もりが提示されるはずです。
3. 金融機関に通報
被害に遭った際は、すぐに金融機関にも連絡して口座の停止や不正取引の追跡を依頼します。
特にクレジットカードで詐欺師に送金している場合、カード会社に「チャージバック」を要求して返金を試みることが可能です。
4. 当財団に相談
ロマンス詐欺の被害に遭った場合、当財団に相談することも有効です。
専門家のアドバイスに従い、適切な対応を進めることで二次被害を防ぐことができます。
5. SNSでの警戒を強化
SNS上で新たな友人からの接触や詐欺被害者を名乗る人物からのアプローチには特に注意が必要です。
過去に詐欺被害に遭ったことを公にしないほうが安全ですし、再度詐欺師が狙ってくる可能性があるため、不審なメッセージには返信しないことを徹底しましょう。
法律事務所に依頼するデメリット
多くの法律事務所は「占い詐欺・副業詐欺・情報商材詐欺・出会い系詐欺」等の相談に対して、「相談料は無料」「着手金は0円」をうたっています。
しかし、返金額に応じて「成功報酬」として約30%~40%を弁護士に支払わなければなりません!
A法律事務所:成功報酬100万円まで 回収額の40%(税抜) 100万円以上 回収額の35%(税抜)
B法律事務所:成功報酬は返金額(税込)の40%
C法律事務所:50万円をこえる案件 回収金額の35%(税抜) 50万円以下の案件 回収金額の40%(税抜)
仮にあなたの被害金額が50万円で依頼した場合
請求金額:50万円
返金金額:5割 25万円
弁護士へ支払う成功報酬:10万円
回収額からの報酬割合は、一つの大きな難点です。
特に被害額50万円以下の比較的少額の人にとっては、40%が徴収されてしまうとあまり手元にお金が戻った感覚を得られないかもしれません。
当財団は無料相談・無料解決で対応!
1.まずは無料相談で問い合わせ
「電話・メール・問い合わせフォーム・LINE」自分の好みの方法でご連絡ください。
相談は何度でも無料です!詳しい被害内容を聞き取りし、専門スタッフが親身になって話を聞きます!
2.解決に向けて手続きの開始
依頼者様から共有いただいた情報や独自の調査で得た証拠をもとに業者への連絡などを行います。
詐欺業者による返金やクレジットカード決済の取り消しなどで依頼者様へ被害金が返金されます。
当財団は、報酬については完全無料!支払いは発生しません!
まとめ
当財団は、インターネット等による電子媒体から起こり得る犯罪を世の中からなくす為の調査、サイトへの呼掛け及び被害者への救済事業を目的とし、 電子媒体を利用する全国、全世界の利用者へ注意喚起をおこない、安心認証・認定サイトの登録推進事業からネット詐欺をテーマに、想定外の事案を含め様々な取り組みを思案し、ネット詐欺被害者がなくなる社会づくりに寄与する事を目的としています。
相談窓口を利用して、専門家から具体的なアドバイスが受けられ、無料相談・無料解決で匿名相談も可能ですので、お気軽にご相談ください!
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