ジャニーズのライブチケットが対象となる「チケット詐欺」は、SNSを通じて「チケットを譲ります」といった投稿を見て取引しようとした人が被害に遭うケースが多発しています。
特に人気のあるジャニーズの公演やアイドルグループのライブは、需要が高いため詐欺の標的にされやすいです。このようなチケット詐欺は、TwitterやPayPayなどのSNSや電子決済サービスを通じて行われることが多く、手口も年々巧妙化しています。
以下に、チケット詐欺の典型的な手口と対策について解説します。
チケット詐欺の典型的な手口
１．SNSで「チケット譲ります」の投稿
TwitterやInstagramなどで「譲ります」「定価でお譲りします」などと投稿し、興味を持ったユーザーにDMで連絡させる手口です。
特にジャニーズのライブチケットは、公式販売ですぐに売り切れることが多いため、SNSでの譲渡話に飛びつく人が狙われます。
２．手数料や事前の送金要求
チケットの「確保料」や「事前手数料」などと称して、PayPayやLINE Payでの先払いを要求する手口も一般的です。
詐欺師は、「先に手数料を払ってもらえればすぐに送る」と言って信頼させ、相手が入金したらそのまま音信不通になるケースが多発しています。
３．偽造されたスクリーンショットやチケット画像の提示
詐欺師は、以前に発行されたチケットのスクリーンショットや、画像編集ソフトで作成した偽チケットの画像を提示することもあります。
実際に存在しないチケットを売りつけたり、架空の席番号を提示することで信頼を得ようとします。
４．短期間で複数のアカウントを作成
SNSのアカウントを複数作成し、短期間で次々と異なるアカウントから「譲渡」投稿をすることで、被害が広がらないようにする手口も見られます。
怪しいアカウントが次々と作られるため、信頼性の低いアカウントが詐欺に利用されていることが多いです。
５．急かして焦らせるメッセージ
「他にも譲ってほしいと言っている人がいる」「今すぐ支払わないと次の人に譲る」といった焦らせるメッセージで、相手に冷静な判断をさせない手口です。
急かされると判断力が低下し、詐欺に気づきにくくなる傾向があります。
チケット詐欺の見分け方
１．プロフィールを確認する
チケット詐欺アカウントは、プロフィールが不自然な場合が多いです。
過去のツイートや投稿数が少ない、フォロワー数が極端に少ない、アイドルやチケット譲渡に関係ない投稿ばかりしているアカウントには警戒が必要です。
２．定価以下の価格設定は要注意
正規のチケットが手に入りにくい場合、譲渡価格が定価以下であることはほぼありません。
安すぎる価格や、相場より大幅に安い価格は詐欺を疑うべきです。
３．チケット現物の写真や取引実績を確認
チケット詐欺では、現物のチケット画像や、過去に取引した実績がほとんど示されないことが多いです。
複数の実績があり、信頼できるレビューや証拠がある場合を除き、先に支払いを行わないようにしましょう。
４．実際のファンクラブ会員番号を確認
ジャニーズのチケットはファンクラブでの抽選販売が多いため、譲り手が本当に会員であるか確認できる場合もあります。
しかし、会員番号を聞くだけでなく、確認できる方法を求めることで、詐欺の可能性を減らせます。
チケット詐欺の対策
公式のリセールサービスを利用する
ジャニーズでは、一部の公演で公式のリセールサービスが提供されています。正規の方法でチケットを譲渡・購入できるため、安心して取引が可能です。
信頼できる知人からの譲渡のみ検討する
知らない人とのSNS取引はリスクが伴うため、知人やファン仲間からの紹介で譲渡を受けるほうが安全です。
先払いを避ける
SNSを通じての譲渡話で、先に支払うよう要求された場合は要注意です。信頼性が確認できるまで支払わないことが、詐欺を防ぐ第一歩です。
焦らされても冷静に判断する
どれだけ人気のライブでも、焦って支払いをするのは避けましょう。譲渡条件が曖昧な場合は、内容をしっかり確認し、信頼できないと感じたら取引を中断する勇気も大切です。
スクリーンショットや画像の証拠を過信しない
画像やスクリーンショットは簡単に偽造できるため、それだけで判断しないようにしましょう。特に、チケットや決済画面の写真だけを頼りにするのは危険です。
法律事務所に依頼するデメリット
多くの法律事務所は「占い詐欺・副業詐欺・情報商材詐欺・出会い系詐欺」等の相談に対して、「相談料は無料」「着手金は０円」をうたっています。
しかし、返金額に応じて「成功報酬」として約30％～40％を弁護士に支払わなければなりません！
A法律事務所：成功報酬100万円まで 回収額の40％(税抜) 100万円以上 回収額の35％(税抜)
B法律事務所：成功報酬は返金額(税込)の40％
C法律事務所：50万円をこえる案件 回収金額の35％(税抜) 50万円以下の案件 回収金額の40％(税抜)
仮にあなたの被害金額が50万円で依頼した場合
請求金額：50万円
返金金額：5割 25万円
弁護士へ支払う成功報酬：10万円
回収額からの報酬割合は、一つの大きな難点です。
特に被害額50万円以下の比較的少額の人にとっては、40％が徴収されてしまうとあまり手元にお金が戻った感覚を得られないかもしれません。
当財団は無料相談・無料解決で対応！
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まとめ
当財団は、インターネット等による電子媒体から起こり得る犯罪を世の中からなくす為の調査、サイトへの呼掛け及び被害者への救済事業を目的とし、 電子媒体を利用する全国、全世界の利用者へ注意喚起をおこない、安心認証・認定サイトの登録推進事業からネット詐欺をテーマに、想定外の事案を含め様々な取り組みを思案し、ネット詐欺被害者がなくなる社会づくりに寄与する事を目的としています。
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