「闇バイト」に絡む事件が山梨県内でも発生していることを受け、県警が、ツイッター上の募集の書き込みに、返信機能を使って警告する取り組みが始まった。
県警は、犯罪実行役を募集するものだとして、注意を呼びかけている。
「受け」「出し」「UD(受け子、出し子)」。
県警によると、こうした隠語を使う書き込みは、特殊詐欺で現金やキャッシュカードを被害者から受け取る「受け子」、カードを使ってATMなどで現金を引き出す「出し子」を募集している可能性がある。
「1日で10万円、即日現金、資格不要」といった条件が提示されているケースもあるという。
「闇バイト」募集は、SNSや掲示板などで高収入を謳い、犯罪行為に加担させる典型的な手口です。
特に「受け子」や「出し子」と呼ばれる役割が特殊詐欺で多用され、知らずに犯罪に巻き込まれる人が増えています。
山梨県警がSNS上で警告を行っているのは、こうした闇バイトへの参加が容易に犯罪者に転落させる危険性があるためです。
以下に、闇バイトの手口、対策、そして類似の事例について説明します。

【出典】:トビラシステムズ株式会社
闇バイトの手口
1.SNSや掲示板での高収入募集
SNSや掲示板に「日給10万円」「即日現金支給」「資格不要」などの好条件が提示され、「簡単な仕事で稼げる」印象を与えます。
多くの場合、仕事の具体的な内容は伏せられ、応募者に「とりあえず応募してほしい」と促します。
2.隠語を使った募集
特殊詐欺に関連する役割を「受け子」「出し子」などの隠語で表現します。
「受け」は現金やキャッシュカードを受け取る役、「出し」はカードを使ってATMで現金を引き出す役を指します。これらは本来の仕事内容がわかりにくくなっており、応募者が軽い気持ちで応募しやすい仕組みです。
3.指示役による遠隔指示
応募すると、指示役と呼ばれる者から犯行に必要な指示が詳細に送られてきます。
例えば、ATMの利用手順や現金の受け取り方法が細かく指示され、仕事と感じさせるようなやり取りが行われます。これにより、応募者は「犯罪行為ではなく仕事の一環」と誤解しやすくなります。
4.実行後の逮捕リスク
受け子や出し子は詐欺の実行犯として逮捕される可能性が高く、実際に行動を起こした後は自らの意志で抜け出せなくなります。
闇バイトの被害者が実行役として利用されることが多く、逮捕されて初めて犯罪に加担していたことに気づくケースが多いです。
闇バイトへの対策
1.高収入・即日現金の求人は疑う
短期間で高額の報酬が得られる「即日現金」などの求人広告は非常に怪しいです。
特に仕事内容が明示されていない場合や「詳細は連絡後に」などと曖昧な場合は詐欺の可能性が高いので、応募しないようにしましょう。
2.隠語の意味を理解し、闇バイトと認識する
SNS上で「受け子」「出し子」「出し」「UD」などの隠語を含む募集があれば、これは特殊詐欺の関与を意味することが多いので、関わらないようにしましょう。
こうした隠語を知ることで、自ら危険な行為を避けることができます。
3.家族や信頼できる人に相談する
怪しいバイトや求人に興味を持った場合、家族や友人に相談することが重要です。
周囲に話すことで冷静な判断ができるようになり、犯罪に巻き込まれるリスクを防げます。
4.当財団の活用
怪しいと感じた求人を見かけた場合は、当財団に相談することが有効です。
情報提供をすることで当財団で調査を進めることも可能です。
類似する他の事例
「オレオレ詐欺」の受け子・出し子募集
特殊詐欺では、被害者からの現金回収を担当する受け子や出し子を募集するケースが多いです。
「簡単な配送の仕事」と偽って募集し、振り込まれた資金をATMから引き出す役割を持たせます。
応募者は、実際にはオレオレ詐欺の資金を引き出す犯罪に加担させられています。
「クレジットカードの受け渡し」詐欺
被害者に「カードが不正利用されている」と電話で連絡し、カードを受け取る仕事をさせる詐欺もあります。
これも「カードの回収」「受け渡し業務」として募集されるため、応募者は軽い気持ちで加担してしまいます。
金融商品の名目での「高額受け子」募集
株式や不動産の売買契約の「仲介」などと偽り、現金を持ち帰る仕事として募集される場合もあります。
これも「受け子」に該当する行為であり、結果的に逮捕や大きな犯罪に巻き込まれる可能性が高いです。
最近の傾向と注意点
SNSでの巧妙な勧誘
特にSNSで高収入バイトが手軽に応募できるような印象を与えるため、若者が巻き込まれるケースが増えています。最近ではX(旧Twitter)やInstagram、LINEといったSNSでの勧誘が増加傾向にあります。
即日払い・短期間の条件を強調
多くの闇バイト募集では「即日払い」「短期間」「簡単な仕事」といった文言が強調され、正規の仕事とは異なる条件を打ち出しています。こうした条件が提示されている場合は注意が必要です。
「抜け出せない」状況に陥る
一度仕事を始めると、指示役から「他にも仕事がある」として継続を要求される場合があります。
指示役は「一度関わった以上は簡単には抜け出せない」などと言って脅すケースもあり、恐怖を感じて逃げられない状況に陥ることもあります。
闇バイトの参加は最終的に犯罪加担となり、逮捕される可能性が高いです。特に若年層が軽い気持ちで参加するケースが多いため、SNS上での怪しい求人に対する警戒心を持ち、少しでも不審に感じた場合はすぐに相談することが重要です。
法律事務所に依頼するデメリット
多くの法律事務所は「占い詐欺・副業詐欺・情報商材詐欺・出会い系詐欺」等の相談に対して、「相談料は無料」「着手金は0円」をうたっています。
しかし、返金額に応じて「成功報酬」として約30%~40%を弁護士に支払わなければなりません!
A法律事務所:成功報酬100万円まで 回収額の40%(税抜) 100万円以上 回収額の35%(税抜)
B法律事務所:成功報酬は返金額(税込)の40%
C法律事務所:50万円をこえる案件 回収金額の35%(税抜) 50万円以下の案件 回収金額の40%(税抜)
仮にあなたの被害金額が50万円で依頼した場合
請求金額:50万円
返金金額:5割 25万円
弁護士へ支払う成功報酬:10万円
回収額からの報酬割合は、一つの大きな難点です。
特に被害額50万円以下の比較的少額の人にとっては、40%が徴収されてしまうとあまり手元にお金が戻った感覚を得られないかもしれません。
当財団は無料相談・無料解決で対応!
1.まずは無料相談で問い合わせ
「電話・メール・問い合わせフォーム・LINE」自分の好みの方法でご連絡ください。
相談は何度でも無料です!詳しい被害内容を聞き取りし、専門スタッフが親身になって話を聞きます!
2.解決に向けて手続きの開始
依頼者様から共有いただいた情報や独自の調査で得た証拠をもとに業者への連絡などを行います。
詐欺業者による返金やクレジットカード決済の取り消しなどで依頼者様へ被害金が返金されます。
当財団は、報酬については完全無料!支払いは発生しません!
まとめ
当財団は、インターネット等による電子媒体から起こり得る犯罪を世の中からなくす為の調査、サイトへの呼掛け及び被害者への救済事業を目的とし、 電子媒体を利用する全国、全世界の利用者へ注意喚起をおこない、安心認証・認定サイトの登録推進事業からネット詐欺をテーマに、想定外の事案を含め様々な取り組みを思案し、ネット詐欺被害者がなくなる社会づくりに寄与する事を目的としています。
相談窓口を利用して、専門家から具体的なアドバイスが受けられ、無料相談・無料解決で匿名相談も可能ですので、お気軽にご相談ください!
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