近年、闇バイトの勧誘対象が若年層からシニア層にも拡大し、その手口がますます巧妙化しています。
シニア層は詐欺や違法行為に巻き込まれるリスクが高まりつつあり、特に以下の要因が狙われやすさを助長しています。

【出典】:プレスリリース・ニュースリリース配信サービスのPR TIMES
闇バイト募集で最近の傾向は?
闇バイトが登場した当初は、すぐに「怪しい求人」とわかるような募集内容が多かったですが、最近では普通の求人広告を装う傾向が強くなっています。
「架け子」の募集なら、「コールセンターでの仕事です。スクリプトどおりに話すだけです」といったように、仕事内容を具体的に示して、応募者が不安を抱かないようにする動きがみられるようになりました。
高すぎないバイト代に受け子とは気づかずに応募して逮捕に至った例もあります。
一方、応募者の不安を取り去るために、様々な「権威づけ」をする傾向も見られます。
例えば「上場企業の仕事です」「行政の許可を得ている作業です」など。ウソを並べ立てているだけですが、信用して応募してしまう人も多くいるようです。
では、手口が巧妙化する闇バイトから身を守るには?
それは「闇バイトとはこういうもの」という思い込みを捨て去ることです。闇バイトの特徴を知っておくことは大切ですが、それに当てはまらない闇バイトがあることも肝に銘じておきましょう!
勢いを増す「トクリュウ」に注意しましょう!
特殊詐欺の新しいキーワードとして、最近よく耳にするのが「トクリュウ」です。
トクリュウは「匿名・流動型犯罪グループ」のことで、「自分たちが何者かを名乗らず、匿名性の高いSNSなどで実行役を集めて、特殊詐欺などの犯罪を行う集団」を指します。
特殊詐欺にとどまらず、全国で発生している強盗・強盗殺人などの凶悪事件も、多くがトクリュウによるものです。首謀者や指示役は姿を現さず、応募してきた人達を操って犯罪を行わせ、あげくの果てに彼らを使い捨てにするのです。
トクリュウが実行役を募る手段として利用しているのがSNSでの闇バイト募集です。警察庁の発表によると、2023年に摘発された特殊詐欺の実行役のうち、4割がSNSの闇バイト募集情報等を通じて加担していました。
ネット掲示板経由も合わせると5割に迫る勢いです。知らないうちにトクリュウの手先になるというケースが多いものと思われます。
自分自身を守るには、日ごろからSNSの情報には注意して接することが必要です。改めて本サイトに記載している闇バイトの特徴や特殊詐欺に関わらないための注意点等に目を通しておきましょう!
シニア層が闇バイト募集の対象中!
闇バイトの新しい傾向として、募集のターゲットが広がっていることが挙げられます。最近では「年齢問わず」という闇バイト募集広告が増えており、50代以降のシニア世代が応募するケースが出てきているのです。
「劇場型」の犯罪である特殊詐欺の手口が複雑・巧妙化するなかで、架け子や受け子の役割も多様化し、高齢のメンバーを必要とするケースが増えているからでしょう。
直近では、特殊詐欺の「受け子」となり合計で約1600万円をだまし取ったとして、84歳の無職の男が逮捕され、2023年6月に懲役3年6月の実刑判決を受けています。
背景には、アルバイト募集に応募するシニア層が増えているという事情があります。
ディップ株式会社によると、同社のアルバイト・パート求人情報サイト「バイトル」の利用者層は最近では30歳以上が4割にも上っており、うち50代以上の伸び率が最も高くなっています。
高齢でも働きたいというニーズの高まりとともに、特殊詐欺に加担する高齢者は今後も増えていくでしょう。
スマホの操作に不慣れな人は、求人情報を閲覧する際に誤って画面をタップし、募集内容をきちんと確認しないまま応募してしまったり、リテラシーが不足していることで、知らずに闇バイトに巻き込まれることも考えられます。
シニアの皆さんは、アルバイト応募の際には十分に注意し、判断が難しいことがあれば、ご家族やご友人など身近な方にぜひ相談するようにしてください!
シニア層をターゲットにした闇バイトの手口
- SNSやアプリでの勧誘
シニア向けのグループやチャットアプリで、「副業」や「軽作業」を装った求人が投稿される。 - 郵便や電話での勧誘
「シニア歓迎」「簡単な在宅ワーク」などの言葉を用いて、直接連絡を取り信頼を得る。 - 偽装された合法性
「高齢者支援プロジェクト」や「社会貢献型ビジネス」など、一見合法的に見える名目で勧誘し、違法行為に関与させる。 - 在宅作業型詐欺の増加
「小包を転送するだけ」「アンケート調査」といった内容で、実際には詐欺の片棒を担がされる。 - 高収入の甘い言葉
「簡単な作業で高収入」や「特別な資格不要」などをアピールし、不安を煽る。
法律事務所に依頼するデメリット
多くの法律事務所は「占い詐欺・副業詐欺・情報商材詐欺・出会い系詐欺」等の相談に対して、「相談料は無料」「着手金は0円」をうたっています。
しかし、返金額に応じて「成功報酬」として約30%~40%を弁護士に支払わなければなりません!
A法律事務所:成功報酬100万円まで 回収額の40%(税抜) 100万円以上 回収額の35%(税抜)
B法律事務所:成功報酬は返金額(税込)の40%
C法律事務所:50万円をこえる案件 回収金額の35%(税抜) 50万円以下の案件 回収金額の40%(税抜)
仮にあなたの被害金額が50万円で依頼した場合
請求金額:50万円
返金金額:5割 25万円
弁護士へ支払う成功報酬:10万円
回収額からの報酬割合は、一つの大きな難点です。
特に被害額50万円以下の比較的少額の人にとっては、40%が徴収されてしまうとあまり手元にお金が戻った感覚を得られないかもしれません。
当財団は無料相談・無料解決で対応!
1.まずは無料相談で問い合わせ
「電話・メール・問い合わせフォーム・LINE」自分の好みの方法でご連絡ください。
相談は何度でも無料です!詳しい被害内容を聞き取りし、専門スタッフが親身になって話を聞きます!
2.解決に向けて手続きの開始
依頼者様から共有いただいた情報や独自の調査で得た証拠をもとに業者への連絡などを行います。
詐欺業者による返金やクレジットカード決済の取り消しなどで依頼者様へ被害金が返金されます。
当財団は、報酬については完全無料!支払いは発生しません!
まとめ
当財団は、インターネット等による電子媒体から起こり得る犯罪を世の中からなくす為の調査、サイトへの呼掛け及び被害者への救済事業を目的とし、 電子媒体を利用する全国、全世界の利用者へ注意喚起をおこない、安心認証・認定サイトの登録推進事業からネット詐欺をテーマに、想定外の事案を含め様々な取り組みを思案し、ネット詐欺被害者がなくなる社会づくりに寄与する事を目的としています。
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