融資すると見せかけ、申込者に対し保証金や登録料などの名目で、現金を振り込ませる振り込め詐欺の一種。
借り手は、現金をだまし盗られた上に融資も受けられません。悪質業者は、何らかの名簿を使い、ハガキ・ダイレクトメールなどを送ってきたり、雑誌広告やチラシなどを利用し、融資をすると誘います。
お金がどうしても必要な借り手の心理につけ込み、「即日融資実行」、「90日間無利息」など飛びつくような条件を提示します。そして融資を申し込んだ借り手に対し、いろいろな口実や名目をつけ、現金を振り込ませます。
ほとんどのケースでは、借り手が支払うお金については「融資を実行する際に返済する」などと説明されるため、借り手はその言葉を信用してしまいます。

【出典】:融資保証金詐欺 ― わたしはダマサレナイ!!|知るぽると
この事件の詳細な手口
1.SNS広告からの接触
- 高知県南国市の20代男性がSNS上で「100万円の融資を希望する」と投稿したことから始まります。このような広告や投稿は、特に「即日融資」や「審査なし」などの魅力的な条件を提示して、人々を引き寄せるのが一般的です。
- こうした投稿に興味を持った男性は、融資の提供者に連絡を取ることになり、その結果、詐欺師(ヤマウチと名乗る男)と接触しました。
2.詐欺師からの「返済能力の確認」要求
- 詐欺師は最初、男性に対して「返済能力の確認が必要」と説明し、「20万円を振り込めば120万円を融資する」という虚偽の連絡をしました。
- この時点で、詐欺師は男性に対して「返済能力を確認するための費用」と称して金銭を要求しました。この種の詐欺では、「振込確認後に融資が確定する」と言い、被害者が金銭を振り込むように仕向けます。
3.追加の送金要求
- 男性が最初の20万円を振り込むと、さらに「追加手数料」や「保証金」などの名目でさらに金銭を送金させることが多いですが、男性は2回にわたり40万円を送金しました。この時点で、詐欺師は次々と新たな理由を付けて追加送金を要求し、被害者を追い詰めていきます。
4.最終的な詐欺の発覚
- 最終的に男性は、送金後に連絡が途絶えたり、返金がなされないことに不審を抱き、警察に相談したことで詐欺に気づきました。
具体的な対策
詐欺被害を防ぐためには、次のような対策を取ることが重要です。
1. 融資や投資を募る広告に対する警戒
- SNSで見かける無審査や即日融資を謳った広告はほとんどが詐欺です。特に、興味本位で融資の条件に応じるのではなく、「急な融資が必要」と感じた場合でも、まず冷静にリサーチを行い、正規の金融機関に相談しましょう。
- 公的な融資機関や信頼できる金融機関を利用することが最も安全です。
2. 事前送金の要求を避ける
- 無料で融資を提供する場合でも、融資前に金銭を送金することはありません。「手数料」「確認費用」「保証金」などの名目で送金を求められる場合、それはほぼ確実に詐欺です。
- 特に、融資を確定させるために金銭を振り込むように言われた場合、それは詐欺の典型的な手口です。
3. 送金後の確認
- 送金した後、何らかの理由で連絡が途絶えたり、契約内容が不透明であったりした場合は、すぐに警察や消費生活センターに相談しましょう。少額でも送金してしまった場合、できるだけ早期に対応することが被害を拡大させない鍵となります。
4. 金融機関の正当な融資手続きの理解
- 金融機関が行う融資は、必ず書面で契約を交わし、審査を経て融資が決定します。即日融資や無審査の融資はほとんどが詐欺です。正当な融資契約では、まず審査があり、必要書類や保証が求められます。
他の事例の詳細解説
事例 1:「即日融資」詐欺(東京都)
- 被害者:40代男性
- 手口:SNS上の「即日融資」広告に反応し、個人間で融資を申し込む。詐欺師から連絡があり、「手数料」を振り込めば融資を開始すると言われ、最初に10万円を送金。
- 結果:送金後、融資の話はなく、詐欺師と連絡が取れなくなる。警察に相談し、詐欺であることが判明。
- 特徴:SNSで見つけた無審査融資広告に反応したことが原因。送金後に詐欺が発覚した。
事例 2:銀行を名乗る融資詐欺(大阪府)
- 被害者:30代女性
- 手口:SNSを通じて銀行名を名乗る詐欺師と接触。「低金利で審査不要の融資」と言われ、女性は融資を受けるための「保証金」を振り込む。
- 結果:送金後、融資は実行されず、詐欺師は連絡を絶ち、被害に気づいた。
- 特徴:銀行名を騙ることで信用を得て、詐欺を実行した。
事例 :偽の金融機関の「融資詐欺」(神奈川県)
- 被害者::50代男性
- 手口:SNSでの「無審査融資」広告に反応し、詐欺師が名乗った金融機関に融資の申し込みをする。最初に50万円を振り込むように要求され、その後も送金を続ける。
- 結果:合計150万円を送金後、連絡が途絶え、融資は一切行われなかった。
- 特徴:送金の際に「手数料」「契約料」など、理由をつけて金銭を要求する手口。
法律事務所に依頼するデメリット
多くの法律事務所は「占い詐欺・副業詐欺・情報商材詐欺・出会い系詐欺」等の相談に対して、「相談料は無料」「着手金は0円」をうたっています。
しかし、返金額に応じて「成功報酬」として約30%~40%を弁護士に支払わなければなりません!
A法律事務所:成功報酬100万円まで 回収額の40%(税抜) 100万円以上 回収額の35%(税抜)
B法律事務所:成功報酬は返金額(税込)の40%
C法律事務所:50万円をこえる案件 回収金額の35%(税抜) 50万円以下の案件 回収金額の40%(税抜)
仮にあなたの被害金額が50万円で依頼した場合
請求金額:50万円
返金金額:5割 25万円
弁護士へ支払う成功報酬:10万円
回収額からの報酬割合は、一つの大きな難点です。
特に被害額50万円以下の比較的少額の人にとっては、40%が徴収されてしまうとあまり手元にお金が戻った感覚を得られないかもしれません。
当財団は無料相談・無料解決で対応!
1.まずは無料相談で問い合わせ
「電話・メール・問い合わせフォーム・LINE」自分の好みの方法でご連絡ください。
相談は何度でも無料です!詳しい被害内容を聞き取りし、専門スタッフが親身になって話を聞きます!
2.解決に向けて手続きの開始
依頼者様から共有いただいた情報や独自の調査で得た証拠をもとに業者への連絡などを行います。
詐欺業者による返金やクレジットカード決済の取り消しなどで依頼者様へ被害金が返金されます。
当財団は、報酬については完全無料!支払いは発生しません!
まとめ
当財団は、インターネット等による電子媒体から起こり得る犯罪を世の中からなくす為の調査、サイトへの呼掛け及び被害者への救済事業を目的とし、 電子媒体を利用する全国、全世界の利用者へ注意喚起をおこない、安心認証・認定サイトの登録推進事業からネット詐欺をテーマに、想定外の事案を含め様々な取り組みを思案し、ネット詐欺被害者がなくなる社会づくりに寄与する事を目的としています。
相談窓口を利用して、専門家から具体的なアドバイスが受けられ、無料相談・無料解決で匿名相談も可能ですので、お気軽にご相談ください!
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