国際ロマンス詐欺に騙されない!手口や被害に遭いやすい人の特徴を解説

コラム

国際ロマンス詐欺とは、主にインターネット上で、外国人を装った詐欺師が、恋愛感情や信頼関係を利用してお金をだまし取る詐欺の一種です。

被害者は、SNSやマッチングアプリなどで「出会い」を通じて詐欺師に接触し、恋愛関係に発展する中で金銭を要求されることが多いです。

この詐欺は感情に訴える手法を取るため、特に心が孤独な人や信頼を寄せやすい人がターゲットにされやすいです

被害事例は2011年頃には既に確認されていますが、国民生活センターでは2020年から被害者からの相談が急増しています!!

【出典】: 国民生活センター|ロマンス投資詐欺が増加しています!-その出会い、仕組まれていませんか?

手口の流れ

1.オンラインでの接触

  • 詐欺師は、マッチングアプリ、SNS、または出会い系サイトを通じてターゲットに接触します。魅力的なプロフィール写真や、実在しない架空の経歴を使用して、相手の信頼を獲得しようとします。
  • 多くの場合、詐欺師は「米軍に所属」「ビジネスマン」「海外で働いている医師」などの信頼性の高い職業を装います。

2.恋愛感情を利用した信頼構築

  • 詐欺師は長期間にわたり、甘い言葉やロマンチックなメッセージを送ります。被害者との親密な関係を築き、信頼を深めていくのがこの段階の目的です。
  • 時には結婚をほのめかすなど、将来を想像させる内容で、被害者の感情に訴えます。

3.金銭要求の開始

  • 信頼関係が構築されると、詐欺師は様々な理由で金銭を要求してきます。典型的なシナリオとしては、「急な病気で治療費が必要」「ビジネスが危機に陥った」「ビザや渡航費用が必要」「税金や罰金を支払わなければならない」などがあります。
  • 詐欺師は急を要する状況を装い、被害者に緊急性を持たせてお金を送金させます。

4.継続的な要求と最終的な失踪

  • 詐欺師は、被害者が最初の送金を行った後も、さらに金銭を要求し続けます。次々に新たな理由を作り、被害者が疑念を抱かないように巧みに操作します。
  • 最終的には、詐欺師が突然連絡を絶つか、完全に消えてしまい、被害者は騙されていたことに気づくことが多いです。

被害の内容

  • 金銭的被害:最も一般的な被害は金銭的な損失です。送金額は少額から多額までさまざまで、最終的には数百万〜数千万円に達するケースもあります。

  • 精神的被害:金銭的な損失だけでなく、感情的な裏切り感や心理的なダメージも深刻です。信じていた相手が実は詐欺師だったと知った時のショックは大きいです。

  • 個人情報の漏洩:詐欺師は、被害者の個人情報やパスポート番号、銀行口座情報などを盗むこともあり、さらなる被害に発展するリスクがあります。

実際にあった国際ロマンス詐欺の事例

2人の将来のためと勧誘され投資したが、出金しようとすると保証金を要求された

マッチングアプリで自称外国人経営者、ファッションブランドでVIP待遇を受けているという男性と出会った。男性がアプリを退会し、無料会話アプリでやり取りする中で、「Baby」「妻」と呼ばれるようになった。

将来のため、紹介する投資サイトで投資するよう何日か説得され続け、断り切れず投資した。少額を投資したところ利益が出て出金できた。元金が多ければもうけも多いと説得され、銀行や消費者金融から借り入れて、合計約500万円投資した。

出金しようとしたところ、利益を含めた総資産の15%(180万円)を保証金としてさらに支払う必要があると言われたため、50万円をさらに借り入れた。残りの130万円についてマッチング相手に相談していたところ、連絡が途絶えた。

(30歳代 女性)

【出典】: 国民生活センター|ロマンス投資詐欺が増加しています!-その出会い、仕組まれていませんか?

被害を防ぐための対策

  1. お金の要求には応じない
    • オンラインで出会った相手がどんな理由であれ、金銭を要求してきた場合は警戒しましょう。特に、会ったことのない相手にお金を送ることは避けるべきです。
  2. 怪しいプロフィールをチェック
    • 詐欺師は偽造された写真やプロフィールを使用することが一般的です。相手の写真をGoogle画像検索などで確認し、他の場所で使われていないか調べるとよいでしょう。また、プロフィールがあまりにも完璧すぎる場合は注意が必要です。
  3. ビデオ通話や直接の対話を試みる
    • 詐欺師は、顔を見せることを避けることが多いです。ビデオ通話を提案して、相手が本当にその人物であるかどうかを確認しましょう。詐欺師はビデオ通話を拒否したり、技術的な問題を理由に逃げることがあります。
  4. 急かされないようにする
    • 詐欺師は、感情に訴えて急いで行動させることが多いです。冷静に状況を判断し、急にお金を送るなどの決断をしないように心がけましょう。
  5. 家族や友人に相談する
    • 信頼できる人に相談し、冷静な意見をもらうことが重要です。詐欺師は被害者を孤立させようとする傾向がありますので、周囲に話すことが防止策になります。
  6. 不審な場合は当財団に相談
    • 詐欺だと疑わしい場合は、迷わず当財団に相談しましょう。早期に通報することで、さらなる被害を防ぐことができます。

注意すべき警告サイン

  • 知り合って間もないのに、急速に親密な関係を求める。

  • 感情的に強く訴えてくる、特にロマンチックな言葉が多い。

  • 金銭的な支援や送金を要求する。

  • 会うことを避けたり、ビデオ通話を拒否する。

国際ロマンス詐欺は巧妙で、被害者は感情的な操作に陥りやすいです。

しかし、慎重に行動し、冷静な判断を保つことで、被害を未然に防ぐことが可能です。

法律事務所に依頼するデメリット

多くの法律事務所は「占い詐欺・副業詐欺・情報商材詐欺・出会い系詐欺」等の相談に対して「相談料は無料」「着手金は0円」をうたっています。

しかし、返金額に応じて「成功報酬」として約30%~40%を弁護士に支払わなければなりません!

A法律事務所:成功報酬100万円まで 回収額の40%(税抜) 100万円以上 回収額の35%(税抜)

B法律事務所:成功報酬は返金額(税込)の40%

C法律事務所:50万円をこえる案件 回収金額の35%(税抜) 50万円以下の案件 回収金額の40%(税抜)

仮にあなたの被害金額が50万円で依頼した場合

請求金額:50万円 
返金金額:5割 25万円 
弁護士へ支払う成功報酬:10万円

回収額からの報酬割合は、一つの大きな難点です。
特に被害額50万円以下の比較的少額の人にとっては、40%が徴収されてしまうとあまり手元にお金が戻った感覚を得られないかもしれません。

当財団は無料相談・無料解決で対応!

1.まずは無料相談で問い合わせ

「電話・メール・問い合わせフォーム・LINE」自分の好みの方法でご連絡ください。

相談は何度でも無料です!詳しい被害内容を聞き取りし専門スタッフが親身になって話を聞きます!

2.解決に向けて手続きの開始

依頼者様から共有いただいた情報や独自の調査で得た証拠をもとに業者への連絡などを行います。

詐欺業者による返金やクレジットカード決済の取り消しなどで依頼者様へ被害金が返金されます。

当財団は、報酬については完全無料!支払いは発生しません!

まとめ

国際ロマンス詐欺は、犯人が海外にいて、暗号資産で送金してしまったような場合には、返金を受けることは難しいのが実情です。

したがって、詐欺の実態を知って被害を防止することと、被害に遭ってもなるべく被害が軽い段階で気付くことが最も重要であると言えます。

当財団は、インターネット等による電子媒体から起こり得る犯罪を世の中からなくす為の調査、サイトへの呼掛け及び被害者への救済事業を目的とし、 電子媒体を利用する全国、全世界の利用者へ注意喚起をおこない、安心認証・認定サイトの登録推進事業からネット詐欺をテーマに、想定外の事案を含め様々な取り組みを思案し、ネット詐欺被害者がなくなる社会づくりに寄与する事を目的としています。

相談窓口を利用して、専門家から具体的なアドバイスが受けられ、無料相談や匿名相談も可能ですので、お気軽にご相談ください!

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