「ロト6の当選番号を事前に教えるので、情報料を支払ってください」といった電話勧誘のトラブルが、消費生活相談窓口などに寄せられています。
インターネットになじみの薄い高齢者が被害に遭うケースが多いようです。
ロト6詐欺のさらに具体的な手口と対策、事例をご紹介します!

【出典】:金融広報中央委員会「知るぽると」
1. 詐欺の手口
(1) インターネットと新聞の時間差を利用した詐欺
- 詳細な手口
- 詐欺師の行動:毎週月曜日から金曜日の18時45分にロト6の抽選が行われ、その結果はインターネットで生中継され、翌日の新聞朝刊に掲載されます。詐欺師はインターネットで当選番号をリアルタイムで確認した後、翌日未明に電話をかけてきます。
- 電話での詐欺師の言葉:「あなたにロト6の当選番号を事前に教えることができる」と言い、番号を伝えます。被害者は翌朝、新聞でその番号が本当に当選しているのを見て、「自分に教えてくれた人は本物だ」と思い込んでしまいます。
- ポイント:これは、インターネットを利用せず、新聞を見ている高齢者がターゲットにされることが多いです。
- 詐欺師の行動:毎週月曜日から金曜日の18時45分にロト6の抽選が行われ、その結果はインターネットで生中継され、翌日の新聞朝刊に掲載されます。詐欺師はインターネットで当選番号をリアルタイムで確認した後、翌日未明に電話をかけてきます。
- 対策
- ロト6の抽選結果は公式ウェブサイトや信頼できるメディアで確認できます。電話で事前に番号を教えるという話には絶対に乗らないようにしましょう。
- 特に「番号を事前に知っている」と言われた場合、即座に詐欺を疑い、詐欺ホットラインに相談しましょう。
- ロト6の抽選結果は公式ウェブサイトや信頼できるメディアで確認できます。電話で事前に番号を教えるという話には絶対に乗らないようにしましょう。
(2) 宝くじで「数字を自在に操作できる」と説得する詐欺
- 詳細な手口
- 詐欺師の話:「宝くじの抽選に使われる玉には特別なICチップが埋め込まれていて、数字を自在に選ぶことができる」といった信じがたい話をします。
- 被害者の反応:数字を操作できるという技術や特別な方法に疑念を抱かず、信じてしまうケースがあります。
- ポイント:このような話を信じる人は、信頼できる相手のように思わせる詐欺師の巧妙な説明に騙されてしまうことが多いです。
- 詐欺師の話:「宝くじの抽選に使われる玉には特別なICチップが埋め込まれていて、数字を自在に選ぶことができる」といった信じがたい話をします。
- 対策
- 宝くじは厳正かつ公正な抽選によって決まります。抽選結果を操作することは不可能であり、そのような話に対しては冷静に対応し、話を聞かないことが重要です。
(3) 都市銀行や大手企業名を使って信用させる手口
- 詳細な手口
- 詐欺師の手法:「○○銀行の△△支店から連絡しています」「△△グループの関連会社のものです」と名乗り、信頼を築こうとします。
- 目的:相手に「大企業や銀行からの電話だから信じて大丈夫だろう」と思わせ、被害者の警戒心を緩めさせます。
- ポイント:詐欺師は、知名度が高い企業名を利用することで、被害者が安心し、注意を怠ることを狙っています。
- 詐欺師の手法:「○○銀行の△△支店から連絡しています」「△△グループの関連会社のものです」と名乗り、信頼を築こうとします。
- 対策
- 知らない番号や企業からの電話は疑い、すぐに信じることなく、電話番号を調べたり、企業の公式窓口に確認するようにしましょう。
(4) 「選ばれた特別な人」として優越感や自尊心を刺激
- 詳細な手口
- 詐欺師の誘い文句:「あなたは特別に選ばれた人だけに教えることができる番号を持っています」と言って、特別感を与えます。
- その後の流れ:審査費用や手数料として数万円を支払うように誘導し、その後、さらに高額な情報料や「審査料」を請求するケースが多いです。
- ポイント:被害者は「自分が選ばれた」と思い込み、その後の高額な支払いにも疑問を抱かずにお金を送ってしまいます。
- 詐欺師の誘い文句:「あなたは特別に選ばれた人だけに教えることができる番号を持っています」と言って、特別感を与えます。
- 対策
- 特別感や優越感を刺激されても、すぐに信じず、冷静に判断することが大切です。こうした「選ばれた特別な人」という誘い文句は詐欺の常套手段です。

【出典】:金融広報中央委員会「知るぽると」
2. 被害に遭わないための具体的な対策
(1) 即決せず、冷静になる
- 危険なサイン:「すぐに決めてください」「今すぐに返事をしないと締め切りが迫っている」と急かす場合、詐欺の可能性が高いです。
- 対策:一度電話を切り、少し時間を置いて冷静に考えましょう。また、家族や友人に相談することが有効です。
(2) 相手に詳細な情報を尋ねる
- 方法:企業名や部署名、担当者名、住所、電話番号などを詳細に聞きましょう。詐欺師はシナリオ通りに話すことが多いため、予期しない質問にはうまく答えられないことがあります。
- 対策:特に企業名を使ってきた場合でも、詳細な情報を確認し、公式な連絡先でその情報が正しいか調べることが重要です。
(3) 電話に出る前に留守番電話設定
- 方法:留守番電話を普段から設定し、見知らぬ番号からの電話にはすぐに応答せず、留守番電話でメッセージを確認してから折り返しを検討します。
- 対策:急な電話で焦って判断を誤らないよう、冷静に対応するための一つの方法です。
(4) 当財団の活用
- 方法:詐欺を疑う状況に直面した場合、当財団の相談窓口を利用しましょう。専門家からのアドバイスを受けることで、早期に詐欺を防ぐことができます。

【出典】:金融広報中央委員会「知るぽると」
3. 実際の事例
事例1: 電話で「選ばれた特別な人」とされて信じてしまう
被害者:70代女性
内容:詐欺師は「特別に選ばれた人にだけロト6の番号を教えている」と言い、番号を伝えました。女性は翌朝、その番号が本当に当選していることを確認し、さらに情報料として10万円を支払いました。しかし、その後、詐欺師と連絡が取れなくなり、詐欺と判明。
事例2: 出玉のICチップに騙される
被害者:60代男性
内容:詐欺師は「宝くじの玉に埋め込まれたICチップで数字を選べる」と言い、特別な番号を提供するとして金銭を要求。男性は信じて高額な情報料を支払い、その後、番号が外れ、詐欺に気づきました。
事例3: 複数回の支払い要求
被害者:50代女性
内容:詐欺師は「審査料」として最初に5万円を要求し、その後、さらに追加で10万円を請求しました。最終的に、女性は騙されて合計で30万円以上を支払い、詐欺に遭いました。
法律事務所に依頼するデメリット
多くの法律事務所は「占い詐欺・副業詐欺・情報商材詐欺・出会い系詐欺」等の相談に対して、「相談料は無料」「着手金は0円」をうたっています。
しかし、返金額に応じて「成功報酬」として約30%~40%を弁護士に支払わなければなりません!
A法律事務所:成功報酬100万円まで 回収額の40%(税抜) 100万円以上 回収額の35%(税抜)
B法律事務所:成功報酬は返金額(税込)の40%
C法律事務所:50万円をこえる案件 回収金額の35%(税抜) 50万円以下の案件 回収金額の40%(税抜)
仮にあなたの被害金額が50万円で依頼した場合
請求金額:50万円
返金金額:5割 25万円
弁護士へ支払う成功報酬:10万円
回収額からの報酬割合は、一つの大きな難点です。
特に被害額50万円以下の比較的少額の人にとっては、40%が徴収されてしまうとあまり手元にお金が戻った感覚を得られないかもしれません。
当財団は無料相談・無料解決で対応!
1.まずは無料相談で問い合わせ
「電話・メール・問い合わせフォーム・LINE」自分の好みの方法でご連絡ください。
相談は何度でも無料です!詳しい被害内容を聞き取りし、専門スタッフが親身になって話を聞きます!
2.解決に向けて手続きの開始
依頼者様から共有いただいた情報や独自の調査で得た証拠をもとに業者への連絡などを行います。
詐欺業者による返金やクレジットカード決済の取り消しなどで依頼者様へ被害金が返金されます。
当財団は、報酬については完全無料!支払いは発生しません!
まとめ
- 冷静に考える: 詐欺師は焦らせることで冷静な判断を奪おうとします。冷静に考え、家族や友人と相談することが最も重要です。
- 疑問に思ったらすぐに調べる: 知らない番号からの電話やおいしい話には裏があることを認識し、冷静に対応しましょう。
- 公式情報を確認する: ロト6の抽選結果などは公式に発表された情報を必ず確認し、詐欺の疑いがある場合はすぐに相談窓口に連絡することが必要です。
当財団は、インターネット等による電子媒体から起こり得る犯罪を世の中からなくす為の調査、サイトへの呼掛け及び被害者への救済事業を目的とし、 電子媒体を利用する全国、全世界の利用者へ注意喚起をおこない、安心認証・認定サイトの登録推進事業からネット詐欺をテーマに、想定外の事案を含め様々な取り組みを思案し、ネット詐欺被害者がなくなる社会づくりに寄与する事を目的としています。
相談窓口を利用して、専門家から具体的なアドバイスが受けられ、無料相談や匿名相談も可能ですので、お気軽にご相談ください!
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