コラム

詐欺被害に遭った人が、解決を求めて弁護士に依頼する際に、逆に「二次被害」を受けるケースが増加していることが報告されています。 二次被害とは、詐欺の被害者が被害回復や問題解決を求めた結果、弁護士やその他の法律事務所から新たに金銭的な被害や不正な扱いを受けるケースのことです。 このような二次被害は、詐欺被害者の心の負担をさらに増し、経済的な被害も拡大させるため、非常に深刻な問題です。

信頼している先輩から聞いた儲け話を、アルバイト先で紹介したら、学生が全員詐欺被害に遭ってしまったケースを紹介！

ペニーオークション詐欺は、一時期広く社会問題となった詐欺手口です。 通常のオークション形式と異なり、入札ごとに少額（1円や数円）を支払う「ペニーオークション」の仕組みを悪用し、参加者から少額を何度も騙し取る詐欺です。 こうしたサイトの多くは、そもそも落札できる確率が非常に低く、入札を繰り返してもほぼ落札できない仕組みになっています。

最近、SNS上で「裏バイト」や「闇バイト」と呼ばれる違法なアルバイトの募集が増えており、特に若年層を中心にそのリスクが広がっています。 これらの裏バイトは、一見すると高収入や簡単に稼げる仕事に見えますが、実際には詐欺や違法行為に関与させられるケースが多く、犯罪に巻き込まれる危険性が高いです。

特殊詐欺は、振り込め詐欺やオレオレ詐欺のように他人から金銭をだまし取る犯罪であり、その組織的な運営には「闇バイト」と呼ばれる違法なアルバイトが関わることが多いです。 特殊詐欺グループは、主犯格が詐欺の計画を立て、指示役や受け子（実際にお金を受け取る役）などに役割を分担して犯行を進めます。 その一環で、ネット上やSNSで「高収入・即日払い」などと謳って人を集め、犯罪に巻き込む手口が「闇バイト」として問題視されています。